こんにちは、みんなの女子トーク編集部です。
前回の「【みん女子・開発者インタビュー #1 】気になるアレコレ、聞いてみました!」という記事では、たくさんの反響をいただき、ありがとうございました!
今回は第2弾ということで、再度「みんなの女子トーク」開発チーム責任者のKさんにご登場いただきました。
「掲示板への思い」というテーマで責任者Kさんの目線からお話を伺いたいと思います。
さっそくいろいろと聞いていきましょう!
――Kさん、再びこんにちは!
Kさん(以下、K):こんにちは、再び登場しました(笑)
よろしくお願いします。
――前回の記事がですね、かなりの反響でして。Kさんはどのようにお感じになられましたか?
K:本当に嬉しかったです。まさか嬉しい方の涙を流す日が来るとは想像していませんでしたね。
情けないですが、誰にも喜ばれていないんじゃないかという気持ちと、立ち上げを許してくれた会社への申し訳なさとで辛い日々もあったので…
利用者様には心から感謝しています。
たくさんの励ましをありがとうございました。
――サイトを作った経緯などを説明できて良かったですね。もっと早く知りたかったというお声もありましたが?
K:そうですよね。サイト内である程度記載はしているんですが、当時はこれ以上何を言っても怪しくなってしまう気もしていて。
私の勝手な思いで多方面にご迷惑がかかることも避けたかったので、我慢していました(笑)
掲示板で皆さんにご相談したい気持ちに何度もなりましたよ。
――なるほど!今度からは「みんなの女子トーク」で相談しちゃうというのもアリですね!
K:考えておきます(笑)
――今回は「掲示板への思い」というテーマでお話を聞くということになっております。
Kさんにとって、趣味でもある「掲示板」とはどのようなものですか?
K:そうですね。「掲示板」とは私にとって居場所であり、自分以外の考え方を知れる貴重な拠所です。
今の自分は「掲示板」で出来ていると言っても過言ではないので、もはや「親」「家族」みたいなものだと思っています。
――それはすごいです!
無知でお恥ずかしいのですが、正直私は「掲示板」にピンと来ていない世代かもしれません。
K:20代の方だとそうかもしれませんね。
ちょっと古い話かもしれませんが「電車男」って知っていますか?
某ちゃんねるへの投稿者の書き込みがきっかけで、利用者みんなで恋の行方を応援、数ヶ月後に成就して、祝福に沸いたっていう。
私が大好きだった掲示板にもそういうドラマがいくつもあったんです。
外出先から帰れなくなった方をみんなの投稿で助けたり、子育てで切羽詰まった状況の方を励ましたり。
――そんなことってあるんですね。そこに影響を受けたということですか?
K:そうですね、人の優しさに感動しました。
私ごとで申し訳ないですが、自分自身がとっても孤独な子育て環境だったんです。
夫は激務で家事や子育て分担はできず、子供は病弱で癇癪もちっていう状況がいつも不安でしたし、自分の子育てに自信がありませんでした。
毎日誰とも話す機会がなくて、子供はかわいいけど、たまには大人と話したい。
そんなとき、掲示板でちょっとした雑談ができたり、子供の病気の不安や夫との喧嘩を相談したり、随分と救われました。
皆さん、すごく親身に意見をくださるんです。
――たしかに。「みんなの女子トーク」がまさにそうですもんね。
K:そうです。相談して助けられたことだけではなく、価値観も教わりました。自分の人生に大きく影響しています。
私の育った家は母親が強いタイプで、私はそれが当たり前だと思っていたんです。
当時「自分は絶対悪くない」って思いがちで、夫にもきつく当たっていたと思います。
例えば「夫がこんなことをして喧嘩になりました。夫が悪いですよね?」というスレッドがあったとしたら、私は「うんうん。それは夫側が全部悪いわ~」と思うんですけど、実際には真逆のコメントばっかりだったりして。
――真逆の意見ばかりだったんですね。Kさんが世間的には間違えてるっていう?
K:そうなんですよ。自分は絶対正しいと思っていたことが、客観的に見ると相当常識とずれていたことに数年かけて気付いていきました。
スレッドにも流れみたいなものがあって、全部が全部その通りっていうわけでは無いんですけどね。
情報の正誤性・本音と建前・ネットと現実の世界、それをきちんと自分で考えて判断することは大切ですけど、そういったことを経て自分自身が以前より大きく成長できたと思います。
それからは相手の立場によって様々な思考があることを深く考えられるようになりました。
その思考のおかげで、イライラすることも少なくなり、夫への接し方も変わっていきました。
――なるほど~。良いことずくめじゃないですか?!
K:ネット掲示板ですから、たまに傷つくこともありますよ(笑)
でも、辛口の中にも愛情があったり、何より的確なんです。
書き込みを強制されてるわけじゃないのに、時間を割いてアドバイスをくれるなんて、感謝しかないです。
経験豊富で優秀な方、聡明で博識な方、優れた文才の方、とにかく面白い方とか、すごい方がたくさんいらっしゃって。
この方たちが集まって何かをしたら、日本でもトップクラスの組織になるんじゃないかと何度も思ったことがあります。
――すごい方々が集まっているんですね。Kさんにとって「掲示板」は恩人みたいなものかもしれませんね。
K:そうですね。本当に「掲示板」は恩人でもあります。
すごい、すごくないは抜きにしても、さまざまな考え方を知れる場所です。
女性の人生にもたくさんの選択がありますが、どんな立場の人にも何らかの共感や気付きがあるのではないかと思います。
――そうですよね。みんなの女子トークの投稿を読んでいると「わかる~!」って思うことが多いです。
K:いつの時代もどんな世代も「共感」って大切ですよね。
自分のことをわかってくれる誰かがいて救われたり、逆に誰かの気持ちをわかってあげたいと思ったり。
リアル友達だと関係を気にする分、どんなことでも肯定してしまいがちですが、ここは忖度の無い本当の意見がもらえるっていうところが最大の魅力じゃないでしょうか。
――確かに、そう思うとすごく心強いです!
K:現代は地域との繋がりが希薄になっている分、子育てや日常生活での困りごとを助けられるような、そんな場所になったらいいなという大きな夢があります。
「暇だから読んでいる」だけでも良いですし、それぞれの使いみちでここを上手に利用してもらえたらとても嬉しいです。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします!
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Kさん、お疲れ様でした!
利用者様それぞれの価値観で、のんびり使ってもらえたら良いですよね。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございました。