人間関係を良好にするひとつのテクニックに、「相手を褒める」という方法があります。
ところが褒めるのが苦手という方も、案外多いのではないでしょうか?
さまざまなところで役立つ褒めテクニックを、ぜひ覚えておきましょう。
相手を褒めるとどんな良いことがある?
誰でも褒められて嫌な気持ちになることはないため、相手を褒めることは相手を喜ばせることにつながります。
自分が褒められたら、やはり嬉しい気持ちになってしまうもの。長い期間、褒められたことを大切な思い出にしている方もめずらしくないでしょう。
褒められるとやる気が出てきますし、気持ちも明るくなります。
褒めた方にも褒められた方にもデメリットはないため、ぜひ素直な気持ちで誉め言葉を口にしてみましょう。
ただし、相手が喜びそうな言葉をかけるだけでは、お世辞になってしまいます。相手の嫌いなところを無理に褒める必要はありません。
相手をよく観察し、どんな人物なのかを知ることから始めてみましょう。
相手の特徴を誉め言葉に変換!
褒めるのが苦手な方は、まずは相手の特徴を探ってみてください。
どんな人か分かれば、スッと誉め言葉が出てくるようになります。
一例をご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
- うるさいぐらいお喋りな人 → 話し上手で頭の回転が速い
- おとなしくて無口な人 → 穏やかで聞き上手
- 遠慮をしない人 → 裏表がなくて素直な人
誉め言葉に変換してみると、まるで相手の特徴が長所のようにも受け取れるでしょう。
「ちょっとうるさい人だと思っていたけれど、話題が尽きないってすごいな」「無口だけど、そのぶん自分が話しやすい」と、相手を見直すきっかけにもなります。
誉め言葉として口にすると、相手の良さを自分が認められるようになり、親しみを感じられるようにもなるでしょう。
相手を知れば知るほど、褒めるのは難しくなくなるかもしれません。
自分らしい誉め言葉にしてみる
特徴を誉め言葉に変換したら、ぜひ自分らしい言葉を付け加えてみてください。
例えば、
「話し上手ですよね、私は口下手なのでうらやましい」
「自分の気持ちを素直に言えてすごい!おかげで私も意見を言いやすくなった」
・・・などなど、自分の感想を付け加えると、相手の心にも響きやすくなります。
言われた方もきっと嬉しくなり、褒めてくれたことを忘れないはず。
良い人間関係を築く一歩になるはずです。
褒め言葉を口にするのが難しいと思っていた方は、少しずつ口にする癖をつけてみてください。
何度も繰り返せば慣れるもの!相手の良い所を見つける、褒め上手さんになってくださいね。