「今日もよく働いたので、甘いものでも買って帰ろう!」と、日頃からちょっとしたご褒美で自分を甘やかしがちな私です。
みなさんは、自分にご褒美あげていますか?
たとえ大福1個でも、ご褒美と名前がつくとなぜか嬉しくて、「明日もがんばろう!」と思えたりするものです。
自分の気持ちを上げてくれる「ご褒美」、女子のみなさんは自分にどんなご褒美をあげているのでしょう?
家事にお仕事に頑張るみなさんの声、ちょっぴりリサーチしてきました!
ずっと欲しかった手織りのトライバルラグ
写真はイメージです
「自分へのご褒美」ときいて、ハイブランドのバッグやシューズ、ジュエリーなどを思い浮かべる方も多いかもしれませんね。
ご褒美だからこそ普段なかなか買えないものを特別に!というその気持ち、よ~~くわかります。
最初にお話を聞かせてくれたTさんも、まさにそんなお一人。
「自粛期間中に断捨離をして家の中がすっきりしたのもあって、ずーっとずっと欲しかったトライバルラグを思い切って購入しました。」
トライバルラグとはトルコやイラン、アフガニスタンなど中東の国で暮らす少数部族の人々が自分たちで使うために織った絨毯で、部族によって使う糸もデザインもさまざま。
近年はほとんど織られていないため、ほとんどがヴィンテージやアンティークの一点もので、手織りならではの味がたまらなく魅力的なのだとか。
「10年くらい前にお友だちの家で真っ赤なラグがソファの前に敷かれているのを見たのが最初です。
ふかふかで色もすごくきれいで、そのラグがあるだけで、部屋がぐんとおしゃれに見えるんです。
家に帰ってカーペットの普通さ加減にがっかりして、インターネットで検索しまくりました。
でも、それなりのサイズのものはやっぱりお値段もそれなりなんですよね……」とTさん。
最初は1枚5000円の座布団、次に1万円の玄関マットと、小さなサイズのものから買い集め、このたびついに念願のラグを購入!
「この2年いろいろ我慢してきたご褒美に、ずっと欲しかったトライバルラグを購入しました!
ソファの前に敷いたら部屋がぐんと明るくなって、角度によっては雑誌に出てくる素敵なおうちっぽく見えるんです。」と、とっても嬉しそう。
念願を果たし大満足なのかと思いきや、次は寝室のベッドサイドに敷くラグを探しているのだとか。
ミシュランの星つきレストランで贅沢ディナー
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毎日の食事の支度にお弁当作り、家族のために料理をしている方にとって、外での食事はうれしいご褒美ですよね。
特に普段はなかなか足を踏み入れることのできない「すてきなお店」だとご褒美感が増すというもの。
「おいしいもの大好き」なKさんが選んだ自分へのご褒美は、ミシュランの☆がついたフレンチレストランでした。
「独身時代に友だちと一回だけ行ったことのあるレストランなのですが、夫の転勤で札幌を離れてから行けてなかったので、今回は札幌に戻ってきた記念と、コロナ禍で引っ越しを頑張ったご褒美に奮発してディナーを予約しました。
引っ越しを頑張ったっていうと、俺だって頑張ったって夫に言われるので、今回は一緒に頑張ったご褒美ということで、夫婦で久々の贅沢ですね。」
Kさんが選んだレストランは札幌を代表するフレンチの名店「モリエール」です。
「以前は食いしん坊の友だちとランチでお邪魔したのですが、お料理はもちろんサービスも温かい雰囲気で、とってもおいしく幸せな気持ちになれたんです。
おもてなしってこういうことなのねって思ったのを今でもよく覚えています。
だから今回のディナーもとっても楽しみ。
何を着て行こうかお洋服を選ぶのも嬉しくてウキウキです。」
今回はフレンチのディナーを予約したKさんですが、早くも次のご褒美として、お友だちとリーズナブルでおいしいお肉のお店に行く計画を立てているそうです。
ネイルにエステ、マッサージのお手入れフルコース
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「自分にご褒美といえば、エステとマッサージ。これしかないでしょう!」
そう断言するのは超がつくほどハードワーカーなYさん。
いつ眠っているのか心配になるくらい忙しく仕事をしている印象の彼女、自分へのご褒美は日頃酷使しているカラダのメンテナンス一択。
「コロナの影響でずっと行けてなかったので、凝りというか疲労というか、何か得体のしれないものがたまりにたまっていて、お肌の調子も悪いし、もう限界でした。
今回は特別ってことで、モデルやアスリートの間でも評判の酸素カプセルを完備したサロンを予約して、徹底的に癒してもらおうと思っています」と前のめりなご様子。
確かにマッサージはご褒美に最適ですよね。
ヘッドスパにフェイシャルエステ、アロマオイルでボディトリートメントと、フルコースでお手入れしてもらえば、凝りもほぐれて癒されること間違いなし。
さらに磨きをかけるなら、ネイルサロンで爪を、ヘアサロンで髪を整えて、ついでにメイクもしてもらいましょう。
全身くまなくキレイになったところで、普段着ることのないドレスをレンタルして、スタジオでプロに写真を撮ってもらうというのもご褒美感が増してオススメです。
渓谷の隠れ宿で贅沢温泉三昧
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「ひとり娘が独立して親としての務めもひと段落したので、これからは自分たちの時間を楽しもうかなと思って、温泉巡りをはじめました。
仕送りがなくなった分でちょっと高級な旅館に泊まったりして、これまで節約して頑張ってきた分、一気に回収させてもらっています(笑)」そう話してくれたのはSさん。
夫の転勤で福岡から新潟に引っ越して、新しい温泉との出会いを楽しんでいるようです。
「最近行ったのは福島県の会津若松。渓谷にある温泉宿で、窓から見える景色がすごいんです。
お部屋からも温泉からも、当たり前ですけど自然の景色しか見えないんですよね。
日頃、ビルとかマンションしか見えない場所で暮らしているので、それだけで癒されちゃって。
一度こういう世界を知ってしまうと、後戻りできなくなりそうでコワイですね(笑)」
ちなみにSさんが会津若松で宿泊したのは会津芦ノ牧温泉の「大川荘」。
絶景の温泉宿として評判のところみたいです。
「来月は県内の月岡温泉か長野のほうに行ってみようかと思って、調べているところです。」
Go To Travelキャンペーンも各地で展開されていて、お出かけムードも高まっていますしね。
ご褒美に温泉の高級宿は、おおいに「アリ」ですね。
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ほかにも大好きなアーティストのコンサートに行くとか、ミュージカルを観に行くとか、何もしないでただただ眠るとか……自分にあげたいご褒美は人それぞれ。
どのご褒美も「それ、いいよね~」と思わされますし、自分にあげるとしたら……なんてちょっと考えただけで、ものすごいリストが作れてしまいそうな自分が、ちょっとこわくもあります。
ご褒美が待っていると思えば、アレもコレも頑張れますからね。
みなさんも、目の前にご褒美をぶらさげて、一緒に頑張りましょう!