新しい年が始まると、「今年はこうしよう」「何か始めなきゃ」そんな空気に、自然と包まれます。
でも正直なところ、元日から前向き全開で走り出すのは少し疲れる。
そんな気持ちになる年もあります。
新年は、無理に切り替えなくてもいい

年が変わったからといって、気持ちまで一瞬で切り替わるわけではありません。
去年の疲れや迷いを、そのまま持ち越してしまうこともあります。
それは怠けているからでも、気合が足りないからでもなく、ただ「ちゃんと生きてきた証」なのだと思います。
年の初めに大切にしたいこと
新年にまずするのは、目標を書き出すことではありません。
- 予定を詰めすぎない
- 朝を少しゆっくり始める
- 今年も続けたい「心地よさ」を思い出す
新しいことを足すより、今の自分に合わないものを増やさない。
それだけで、気持ちが静かに整ってきます。
動き出す前の「余白」が、1年を決める

最初から全力で走ると、立ち止まるタイミングを見失いがちです。
だから年の初めは、あえて余白を残すようにしましょう。
何もしない時間。考えすぎない時間。ただぼんやり過ごす時間。
その余白があると、「本当はどうしたいのか」が後からちゃんと浮かび上がってきます。
静かに始める年も、きっと悪くない
目立つ目標がなくてもいい。大きな決意がなくてもいい。
静かに始めた年は、静かに、自分のペースを守れる年になる気がします。
新しい年の最初くらい、自分にとってちょうどいい温度で。
そんな始め方も、きっと十分「良いスタート」です。


