
30代を過ぎると、少しずつ体の変化を感じ始める方は増えてくるもの。
「前より疲れがとれにくい」「肌の調子が安定しない」「体型が変わってきた」といった小さな悩みが積み重なり、自分の健康や美容について見直すようになった人もいますよね。
そこで注目されているのが「機能性表示食品」です。
スーパーやドラッグストアでもよく目にする機能性表示食品とはなにか?
どう選んだら良いのかについて、この機会に知っておきましょう。
「機能性表示食品」とは?トクホや栄養食品との違い
「機能性表示食品」とは国が定めたルールのもとに、食品に含まれる成分と健康への働きを科学的根拠に基づいて販売される食品です。
事業者が消費者庁長官に届け出をすれば表示は可能ですが、国が審査をしているわけではありません。
あくまで事業者の責任にて表示されている食品であることを覚えておきましょう。
そのため、「病気を治す」や「治療する」といった表現はできません。あくまで健康の維持や体の働きをサポートするものです。
例えば、「脂肪の吸収を穏やかにする」「お通じのリズムを整える」「目の疲労感に」など、日常の不調をサポートする内容が表示されています。
ちなみに、トクホ (特定保健用食品)は国の審査が必要なもの、栄養機能食品は審査も届出も不要な食品を指します。
機能性表示食品を選ぶときのポイント
機能性表示食品を選ぶ際には、自分の体調や生活習慣に合わせて「何をサポートしてもらいたいか」を明確にしましょう。
下記のように選んみるのも、おすすめです。
- 美容やエイジングケアを意識したい: コラーゲンやセラミド配合の表示商品
- 腸内環境を整えたい: 食物繊維や乳酸菌関連の商品
- 疲れやストレスを感じやすい: GABAやテアニンなどの成分が含まれた商品
消費者庁の「機能性表示食品データベース」を確認すると、よりこまかな商品情報や届出内容を確認することもできます。
選び方に迷ったら、よく知っている信頼できるブランドから気になるパッケージを手に取っててください。
商品説明を読みつつ、自分にあったものを取り入れてみるといいでしょう。
機能性表示食品はコツコツ習慣にピッタリ♪
機能性表示食品には即効性はないため、毎日の食生活に上手に取り入れながら栄養や成分を補足していくのがおすすめです。
30代からコツコツと積み重ねる習慣を始めれば、将来の不安も予防できるかもしれません。
自分の体や悩みと向き合いながら、楽しみながら選んでみましょう。
機能性表示食品を真剣に選ぶことで、自分の健康や美容をもっと意識できるようにもなります。
賢く選んで、身体の内側から健康美を育んでくださいね。