入学式に卒業式、結婚式やイベントのお呼ばれなどで、ときどき求められるフォーマルコーデ。
普段とは違う装いをするのは分かっているけれど、いったい何を着て良いのか分からないという方も多いですよね。
「もしかしたらNGコーデ?」と不安に思いたくはないもの。
正しいフォーマルな服装について覚えておきましょう。
そもそも女性のフォーマルとはどんな服?
フォーマルとはモストフォーマル(正礼装)とセミフォーマル(準礼装)に分類され、それぞれ昼と夜で装いが変わります。
例えば結婚式でモストフォーマルを装う女性は、花嫁と新郎新婦母。
他ゲストはセミフォーマルに該当します。
モストフォーマルを選ぶ機会はとても少ないので、多くの方はセミフォーマルさえおさえておけば十分でしょう。
ディナーショーやパーティーなどにはカクテルドレス、同窓会や七五三、お受験などはインフォーマルウェアを着用します。
基本的に昼は露出を控えるけれど、夜は肌を見せてもOK!上品な装いであることを覚えておけば大丈夫です。
特に昼の装いでは、ノースリーブや膝上丈のスカートを避けるよう注意してください。
他にも注意すべきポイントがあるので、サッと確認しておきましょう。
食事の席ならファーは避けるのが正解
フワフワとしたファーをあしらったワンピースやボレロ、ストールなどは、食事の席では避けた方がいいでしょう。
抜けた毛がせっかくの食事に入ってしまうのは残念なこと。
他の方のお皿に抜けた毛が飛んでいってしまったら、迷惑をかけてしまうことになります。
華やかで冬にはピッタリ装いですが、食事メインのイベントならば控えるようにすること。
どうしても使用するならば、毛足の短いものやワンポイント使いのものに留めておきましょう。
ブーツやサンダルはフォーマルアイテムではない
どんなに高価なブーツでも、デザイン性が優れたサンダルでも、フォーマルシーンではカジュアルなアイテムです。
せっかくドレスやスーツが完璧でも、ブーツやサンダルを合わせるとカジュアルダウンした装いになってしまうので、注意してください。
逆にシンプルなワンピースやスーツでも、ヒールのあるパンプスにするだけで、大人っぽいフォーマルスタイルが完成します。
足下まで気を抜かず、上品なパンプスでコーデを完成させましょう。
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普段は着慣れないフォーマルな服装でも、ポイントをおさえておけば失敗することはありません。
友達同士の二次会やカフェでの同窓会など、シーンによってはカジュアルダウンした装いでも問題ないシーンもあります。
基本をおさえつつ、「この場所ではどんなフォーマルスタイルがふさわしいか?」と考えながら、素敵な大人コーデを見つけてくださいね。