
「体重はそんなに増えてないのに、太ももだけパンパン」
「上半身は痩せてるのに、脚がずっとむくんでる」
そんな悩みはありませんか?
食事制限も運動もそこそこ頑張っているのに、なぜかウエストがきつく感じる・・・
実はこれ、単なる脂肪の問題ではないことが多いのです。
下半身太りには、主に3つのタイプが
1つ目は【むくみ型】
長時間のデスクワークや冷えで血流やリンパの流れが滞り、余分な水分や老廃物が脚にたまるタイプ。
特にふくらはぎや足首が硬く、夕方になると靴がきつく感じる人は要注意です。
2つ目は【筋肉不足型】
運動不足や姿勢の悪さで、下半身の筋肉が衰え、代謝が落ちているタイプ。
重力に負けて脂肪や水分が溜まりやすく、見た目もたるみがち。
そして3つ目が【骨盤ゆがみ型】
脚を組む・片足重心・猫背などの癖で骨盤が歪むと、筋肉のバランスが崩れ、太ももやお尻に負担が集中してしまうのです。
「太ももを細くしたい」と思ってスクワットやマッサージを頑張っても、原因が違えば逆効果になることもあります。
例えば、むくみ型の人が筋トレばかりしても、老廃物が流れずパンパンになってしまいます。
逆に筋肉不足型なのにマッサージばかりしても、根本的な代謝は上がりません。
自分のタイプを見極めて、正しいケアを選ぶことが大切なんです。
では、どうすればいいのでしょうか。
むくみ型なら、「温め」と「ほぐし」をセットで。シャワーより湯船につかり、ふくらはぎを心臓に向かって軽くさするだけでも効果的です。
寝る前の5分でも続けることで、朝の脚の軽さが変わります。
筋肉不足型なら、下半身の“支える筋肉”を意識。
ハードな筋トレではなく、かかと上げやスクワット、階段の上り下りなど、日常で使う筋肉を動かすのがコツです。
骨盤ゆがみ型は、まず姿勢から。
立っているときに「お尻の穴を軽く締める」感覚を持つだけで、骨盤が自然と立ち、重心が整います。
ヨガやストレッチもおすすめです。
大切なのは、焦らず「めぐり」を取り戻すこと。
血液やリンパ、筋肉のバランスが整うと、体のラインは少しずつ変わります。
数字より「鏡に映る自分の変化」を感じることが、モチベーションになります。
下半身太りは「怠けているから」ではなく、「体の使い方の癖」や「流れの滞り」が原因になっていることがほとんどです。
だからこそ自分を責めず、体の声を聞いて整えていくことが何よりの近道です。
今日からすぐにできる「座りっぱなしをやめて、1時間に一度立ち上がる」ことをやってみましょう♪