定期的に野菜を買うけれど、どうしてもあまりが出てしまう。
いただきものの野菜が使い切れないという方、干し野菜を作ってみませんか?
水分が減ることで小さくなって保存しやすくなりますし、カット済みで保管できるので、料理にも使いやすくなります。
簡単に作れるのに美味しく野菜が食べられる、干し野菜の作り方をチェックしておきましょう。
干し野菜を作るメリットとは?
まずは干し野菜を作る前に、干し野菜ならではのメリットを確かめておきましょう。
- 余り野菜を有効活用できる
- 野菜の旨みが濃縮される
- いつもの料理でも食感や風味が変わる
- 完全に乾燥させて冷凍庫に保管すれば長期保存できる
切って干すというひと手間で、野菜が美味しく食べられるのは嬉しいもの!捨てる手間が減りますし、節約にもなるでしょう。
料理の際に野菜が余ったら、そのままカットして干してしまえばより保存が利くように。野菜を摂取したいけれど、つい余らせてしまうという方は、ぜひ干し野菜を作る習慣を始めてみてください。
手間いらず!干し野菜の作り方
干し野菜の作り方は、切って干すだけ!とっても簡単です。
ニンジンやカボチャは洗わず、皮付きのままで大丈夫。
切ったらキッチンペーパーなどで水分をとり、平らなザルの上に重ならないよう並べましょう。
日が当たる風通しの良い場所に置いて、乾かすだけ。半日程度で乾燥したら完成です。
野菜の水分量や湿度によって乾燥時間は異なるため、3時間~1日程、様子を見ながら乾燥させましょう。
炊き込みご飯や炒め物など、普段の料理と同じように使用してみてくださいね。
干した野菜はすぐに使わず、冷蔵庫や冷凍庫に保存しておいても大丈夫です。
初めての干し野菜作りで注意すること
干し野菜を初めて作るのならば、水分が少ない野菜から作ってみましょう。
ジャガイモやキノコ、ニンジンなどがおすすめです。
トマトなどの水分が多いものは干すのに時間がかかるので、慣れてから挑戦してみてくださいね。
1日で乾燥しなかった場合には、いったん家の中に入れて次の日に乾燥させること。
もちろん半乾きでも食べられますが、長く保存はできないことを覚えておきましょう。
カチカチに乾燥した野菜ならば、密封して冷凍庫に1ヶ月程度保存できます。
屋外に干すのが不安な方は、室内の窓辺でも大丈夫です!
放っておくだけで野菜がより美味しく、調理しやすくなるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!