私達の日常生活では、他人との関わりが欠かせませんよね。
そしてそういった人達とのお付き合いの中で、度々マナーが問われることがあります。
気遣いが自然で「人とのお付き合い」が得意な方は羨ましい限りですが、コミュニケーションが苦手だったり、相手に気を使い過ぎてしまったり、どうしたら良いかわからないという方も多いようです。
今回は日々のお付き合いの中で気を付けておきたいマナーについてご紹介していきます。
1.近隣とのお付き合い
自宅周辺に住んでいる方とは何かと会うことが多かったり、おしゃべりをしたりする関係の人もいるでしょう。
お互い近くに住んでいるからこそ、マナーには特に気を付けたいところです。
基本的なことになりますが、
・気持ちのいい挨拶をする
・マンションや自治体のルールをきちんと守る
ということは特に気を付けたい部分です。
またおしゃべりをする時は、
・自分や他人の情報を漏らし過ぎず、適度な距離感を保つ
ということも後々のトラブルを回避するコツになります。
2. ママ友や教育関係のお付き合い
お子さんがいる家庭では、子供が成長するにつれ人間関係も広がっていきます。
特に「ママ友」という関係は、多くの人が悩みを抱えていたり、トラブルになってしまうこともあります。
ママ友ともうまく付き合っていく上で気を付けたいマナーは、
・挨拶をきちんとする
・自宅に遊びに行く時は、手土産を持っていく、靴下を必ず履く、長居はしないなど、最初は特に気を付け、それぞれの家庭のルールを把握する
・ママ友に依存しすぎず、無理な付き合いはしない
という部分です。
お互いの自宅を行き来するような関係になると、相手のマナーの無さにびっくりするということもあります。
相手のマナーの基準が分からない場合は、最初は気を付けすぎるくらいに気を付けておいた方がベターです。
またママ友に嫌われるのを恐れて無理な誘いを断れないという人もいますが、後から関係をこじらせないためにも、最初にはっきりと断るようにしましょう。
3. 友達や会社の人とのお付き合い
一緒にいることの多い会社の人や、友達であっても「親しき中にも礼儀あり」ということに気を付けましょう。
・冠婚葬祭や一般常識のマナーを勉強しておく
・お金や物の貸し借りは基本的にせず、どうしてもの場合は書類を残し、第三者にも介入してもらう
・仲が良くても、何かをしてもらった時のお礼は必ずする
お付き合いの期間が長くなると、慣れからいい加減な態度になってしまうこともありますが、感謝や謝罪など、人間関係で大切なことまでできなくなってしまっては周りの人が離れてしまうかもしれません。
長く付き合っているからこそ、相手を思いやる気持ちを忘れないようにしましょう。
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どんな人間関係においても、基本的なマナーに気を付けることは大切です。
挨拶ひとつでも、意外にできていない人もいるのではないでしょうか。
自分を基準にして「このくらい大丈夫だろう」と思わず、相手がどのように思うかを考えることも上手にお付き合いをしていく上で大切なことです。