お風呂やキッチンに頻繁に現れるガンコな水アカをどのようにお掃除していますか?
ゴシゴシ擦ったり、食器洗剤を使ってみたり、とさまざまな方法でお掃除しているという方も多いのですよね。
しかし、水アカのお掃除はコツを知らなければピカピカにすることはできないのです!
そこで今回は、ガンコな水アカの落とし方について詳しくご紹介していきます。
水アカに効果的なお掃除グッズは?
水アカに効果的なお掃除方法は、酸性成分を含んだお掃除グッズでお掃除することです。
そもそも水アカの正体は、水のミネラル分に含まれるカルシウムやマグネシウムなどから形成される「石灰」というアルカリ性の物質ということを知っていましたか?
この水から形成される石灰が時間とともに積み重なって、鏡や水回りなどに白くこびりついているのが「水アカ」というわけなのです。
この水アカは擦ってもなかなか落ちにくいガンコな汚れのように思われがちですが、水アカはアルカリ性の汚れですので、酸性のお掃除グッズを使用すること水アカが中和されて簡単に汚れを落とすことができるんですよ!
そして、水アカのお掃除に役立つアイテムは「クエン酸」です。
クエン酸は酸性のお掃除グッズですので、水アカに使用するだけで簡単に水アカをピカピカにすることができます!
クエン酸で水アカをキレイに落とす方法
ガンコな水アカを落とすことは、下記の5つのステップで行うことができます
ステップ①:お湯で水アカをふやかす
ステップ②:クエン酸を吹きかける
ステップ③:スポンジで馴染ませる
ステップ④:ラップをかけて放置する
ステップ⑤:スポンジで擦りながら洗い流す
それぞれのステップについて詳しくご紹介していきます。
ステップ①:お湯で水アカをふやかす
水アカにクエン酸をかける前に、まずは50℃ほどの熱めのお湯をかけて水アカをふやかせましょう。
カチカチに固まった水アカにクエン酸をかけても効果が半減してしまいますので、水アカが乾燥している場合にはかならず行いましょう!
ステップ②:クエン酸を吹きかける
水アカがふやけているのを確認したら、続いてはクエン酸を吹きかけていきます。
「クエン酸の激落ちくん(泡タイプ)」や「クエン酸物語」などの人気お掃除グッズを使用するとよりラクチンにクエン酸を吹きかけることができますよ!
もちろん粉末タイプのクエン酸を水に溶かしたものを使用しても問題ありません。
ステップ③:スポンジで馴染ませる
クエン酸を水アカ全体に吹きかけ終わったら、スポンジを使用して水アカ全体に馴染ませていきます。
しっかりと水アカ全体に馴染ませないと、部分的に水アカが残ってしまうこともあるので入念に馴染ませるといいですよ!
ステップ④:ラップをかけて放置する
水アカにクエン酸を馴染ませることが完了したら、ラップをかけて30分〜1時間ほど放置します。
ラップはクエン酸が蒸発してしまわないようにするもので、ラップをかけないとせっかくクエン酸をかけた部分がカピカピになってしまいお掃除しにくくいなってしまいますので、少し面倒ではありますがラップをすることがオススメですよ!
ステップ⑤:スポンジで擦りながら洗い流す
クエン酸を放置し終わったら、最後にスポンジなどで擦りながら水で流していきます。
流し終わったらこびりついていた水アカが全部なくなって、びっくりするくらいピカピカになっていますよ!
水アカの間違った落とし方
「水アカをお掃除しようとしたけれど全然落ちなかった!」というご経験はありませんか?
下記の2つのような方法は水アカの間違ったお掃除方法なのです。
・スポンジで擦るだけ
・中性洗剤を使用する
そんなところが間違っているのかをご紹介していきます。
1.スポンジで擦るだけ
先ほどもお伝えしたように、水アカの正体は石灰質が固まったものですので、非常に硬い物質なのです。
つまり、スポンジで擦るだけではなかなか落ちてくれませんし、水アカを落としたいがために力強くゴシゴシと擦ってしまうと、水アカが付いている設備本体が傷ついてしまう恐れもあります。
ですので、水アカをゴシゴシとスポンジで擦るのはやめましょう。
2.中性洗剤を使用する
水アカはアルカリ性の物質ですので、中性洗剤でお掃除しても水アカを落とす効果がありません。
ご家庭で使用している洗剤の多くはアルカリ性でできていますので、「キッチン洗剤」や「お風呂用洗剤」などで水アカを掃除してもピカピカにはできないということを覚えておきましょう。
まとめ
今回は、ガンコな水アカの落とし方について詳しくご紹介していきました。
水アカの汚れの原因は「水」ですので、どのご家庭でも現れる汚れですが、とてもガンコにこびりついていますよね。
水アカ自体は汚いものではないのですが、その見た目から清潔とはとても言えないのでキレイにお掃除したいものです。
今回ご紹介した内容を参考にして、水アカをキレイに落としてみましょう!