昨今のアウトドアブームもあり、キャンプの計画を立てている方も多いのではないでしょうか?
キャンプでは「料理」や「自然」、「焚き火」など、さまざまな楽しみがある反面、多くの虫に出会うことになりますので対策が必須になるのです。
今回はキャンプにおける虫対策についてご紹介していきます。
そもそもキャンプ場にはどんな虫がいるの?
キャンプ場でキャンプをしているとさまざまな虫を見かけることになりますが、中でも気をつけるべき虫は下記の5種類です。
・蚊
・ブヨ
・アブ
・ヤマビル
・スズメバチ
それぞれの虫がどのように危険なのかをみていきましょう!
1.蚊
蚊は、15℃〜30℃くらいの気温で活発に活動する虫ですので、冬キャンプ以外では基本的に遭遇してしまう虫です。
ご存知の通り、蚊に刺されると痒くなってしまいますが、キャンプ場には想像もできないくらい大量の蚊がいますので対策をしないと全身蚊に刺されてしまい、痒さでキャンプどころではなくなってしまいます。。
2.ブヨ
都会では見かけることがほぼない虫ですので、キャンプを始めたての方は存在すら知らないこともありますが、キャンプ場でもっとも厄介な虫はブヨ(ブユ)になります。
なぜ厄介なのかといいますと、ブヨは人の皮膚を噛みちぎって血液を吸う虫で、もしブヨに刺されてしまったら、皮膚が赤く腫れ上がってしまい蚊とは比べものにならないくらいの痒さをともなってしまうからです。
ブヨはキレイな渓流が近い森の中に生息している虫で、自然の多いキャンプ場ではよく遭遇しますので、かならず対策をしましょう。
3.アブ
アブもブヨと同様に皮膚を噛みちぎって吸血する虫で、刺されてしまうと激痛や痒みを感じます。
キャンプ場の場所によってはいないこともありますが、アブは牧場や家畜施設に多く生息している虫ですので、キャンプ場の近くに牧場や家畜施設がある場合には要注意です。
4.ヤマビル
ヤマビルは、人の血を吸うヒルの仲間で血を吸われてしまうと血液が固まらなくなる「ヒルジン」という成分によって、傷口から血が止まらなくなります。
ヤマビルに血を吸われても大事に至ることはありませんが、大量の血が出てしまうと焦ってしまったりパニックを起こしてしまう恐れもありますので、しっかりとした対策をすることが大切です。
5.スズメバチ
都会にも生息しているスズメバチは、もちろん自然豊かなキャンプ場でもよく見かけます。
ただ、管理されているキャンプ場であればスズメバチの巣は処理されることがほとんどですのでたまに見かける程度ですが、万が一処理されていない場合には多くのスズメバチを見かけることになるでしょう。
スズメバチの多くは早朝や夕方に活発になりますので、その時間帯は特に注意ですよ!
これで安心!キャンプで役立つ虫対策
キャンプ場の虫に効果のある対策方法は下記の5つです。
・肌の露出を少なくする
・明かりを少なくする
・蚊取り線香を使う
・虫除けスプレーを使う
・スプレー殺虫剤を用意しておく
それぞれの対策方法について詳しくご紹介していきます。
1.肌の露出を少なくする
夏場のキャンプはとても暑いので、つい半袖や短パンになりたくなりますが、キャンプではなるべく肌の露出を控えましょう。
特に街灯がほとんどないキャンプ場の夜間では、虫の存在に気づかずに刺されてしまうことも多いので、少なくとも夜の間は長袖長ズボンを着用すると安心です。
2.明かりを少なくする
虫は明るいところに集まる習性がありますので、キャンプで使用するランタンなどの明かりに寄ってきます。
タープやテントの中にランタンを置いておくと、大量の虫が近くまで寄ってきてしまいますので、出来るだけタープやテントから明かりを遠ざけることが大切です。
明かりが少し遠くにあった方がキャンプの雰囲気が出てオススメですよ!
3.蚊取り線香を使う
キャンプ場で蚊取り線香を使用する場合は、「富士錦 パワー森林香(赤色) 」という農業などでも使用される強力な蚊取り線香を使用しましょう。
自宅で使用するような緑の蚊取り線香は、蚊にしか効果がありませんし、何より効果が薄いのでキャンプでは効果を発揮してくれません。
一方で「富士錦 パワー森林香(赤色) 」は、蚊以外にもハエ・アブ・ブヨなどにも効果がありますので、常に炊いておくだけでも虫が近寄りにくくなりますよ!
4.虫除けスプレーを使う
キャンプをするときは、虫除けスプレーを全身に吹きかけておくことが大切です。
テント周辺で虫対策をしていても、お手洗いに行くときなどに刺されてしまう可能性もありますので、常に虫から身を守るためにも虫除けスプレーを使用しておきましょう。
5.スプレー殺虫剤を用意しておく
スズメバチや大型の虫などが寄ってきた場合に備えて、スプレー殺虫剤を用意しておくと安心です。
スプレー殺虫剤は、虫の集団にも効果がありますので、いざという時に使用しましょう。
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今回はキャンプにおける虫対策についてご紹介していきました。
キャンプ場は自然が豊かなことが魅力のひとつですが、それだけ虫もたくさんいるということです。
しっかりとした虫対策をしないと、キャンプが楽しくないものになってしまう可能性もありますので、しっかりとした虫対策をしてキャンプに臨みましょう!