【面倒な日でも簡単に作れる】体もよろこぶ♪健康スープ

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お天気のせいなのか、気分のせいなのか、どうにも力が入らなくて、何もする気になれないときってありますよね。

そんな日は、無理をしないのが一番!
ソファの上でゴロゴロしながらテレビを見たり、うたた寝したり、そんなふうに思い切り怠け者になってしまうのも悪くありません。

が、何もせずゴロゴロしていてもお腹は空くわけで……
そんなときに、パパッと作れて体にもいい!おいしくてうれしい時短レシピをご紹介します。

 

体が勝手に元気になる「だる消しスープ」

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最初にご紹介したいのが、ドクターが考案したという「だる消しスープ」。

「体が重くて朝起きられない」「だるくて何もする気がしない」「この頃ずっと疲れがとれない」そんな慢性的なだるさや疲れに効果的と話題のスープなのです。

考案者はナチュラルアート クリニック院長・御川安仁医師。

東日本大震災で災害派遣医療チームのリーダーなど災害医療に携わってきた経験から、自己回復力を高め病気にならない体をつくるための医療に取り組んでいらっしゃるそうです。

御川先生の著書『体が勝手に元気になる だる消しスープ』によると、だるさなど疲れを感じる人に共通するのが「ミトコンドリア」の減少なのだとか。

急にミトコンドリアとか言われても、頭の中に「???」が浮かぶばかりですけど、実はこのミトコンドリア、人体を構成する細胞の中に存在していて、体のエネルギーの元となるものをつくりだす役割を担っているそうです。

それが年齢とともに減少し、働きも低下するため、体内でつくられるエネルギーも少なくなって、病気でもないのにだるかったり、疲れやすかったりという状態になってしまうのだそうです。

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前置きが長くなってしまいましたが、ここからが本題。御川先生考案「だる消しスープ」のつくり方です。

基本の材料は「サバ缶・大根・まいたけ・蒸し大豆」。
大根をすりおろし、まいたけはみじん切りしてレンジで2分加熱。蒸し大豆は保存袋に入れてつぶします。

サバ缶を汁ごと大根やまいたけと共に保存袋に入れ、「しょうゆ・みそ・酢」の調味料を加えてよくもみこみます。
あとは中身をたいらにして冷凍保存すればスープのもとの完成です。
食べるときは、冷凍したスープのもとを80グラムほど器にいれ熱湯を注ぐだけ。

少しぬるく感じる場合は、レンチンして熱々をどうぞ。

 サバに含まれるコエンザイムQ10はミトコンドリアがエネルギーをつくりだすのに必要な物質で、不要な活性酸素の除去にも一役買ってくれるそう。

ほかの材料も「疲れ」に効果的な栄養素を含んだ食材なので、飲めば飲むほど「だるさ」を感じにくくなっていくというわけです。

最初にある程度まとめて作り置きしておけば、あとは冷凍庫から取り出して熱湯を注ぐだけ。
手間いらずで栄養補給ができる、素晴らしいスープだと思いませんか?

毎日1杯、最低でも2週間続けると、本のタイトルのとおり勝手に元気になるらしいので、夏バテしやすい人は、「だる消しスープ」で対策しておくといいかもしれません。

ひじきと豆腐をプラスしたり、豚汁風にしたりお好みの食材をプラスして味変を楽しむのもおすすめです。
詳しくは『体が勝手に元気になるだる消しスープ』で確かめてみてください。

 

 

記憶力と集中力を高める「脳のおそうじスープ」

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次にご紹介したいのが、「脳のおそうじスープ」です。

「テレビに出ている芸能人の名前が出てこない」「前の日に何を食べたのか思い出せない」「スーパーで何を買おうとしていたのか忘れる」などなど……。

これらに思い当たる節がある方は、ここから先もぜひ読んでみてください。
脳神経内科医師・内野勝⾏先生の著書『脳のおそうじスープ』によると、脳の衰えを感じたときにおすすめなのが「脳のクリーニング」なのだとか。

脳には若いころから少しずつ、「アミロイドβ(たんぱく質の一種)」と呼ばれる脳のゴミが蓄積して、脳神経を破壊し脳の老化や認知症のリスクを高めていると考えられているそうです。

脳神経を破壊するなんて、なんだか物騒ですけど、いずれにしても脳の老化や認知症のリスクは回避したい!
というわけで、脳のゴミを排出して貯めこまないような生活習慣を身につけるために考案されたのが、「脳のおそうじスープ」です。

脳のゴミの排出に効果的なαリノレン酸や抗酸化作用のあるセサミン、脳神経の材料になるレシチンなどの栄養素をたっぷり含んだこのスープ、材料を混ぜてもむだけと作り方はとっても簡単。

スーパーで売っている身近な食材で作れるのもうれしいポイントです。
材料は「トマト・蒸し大豆・くるみ・桜エビ・すりごま・ツナ缶・塩・中濃ソース・こめ油」。

まずはトマトをおろし金ですりおろし、蒸し大豆とくるみを保存袋に入れて砕きながら揉みます。
この保存袋にすりおろしたトマトとそ残りの材料をいれて、よく揉み混ぜてから平らにして冷凍保存。

これで基本となるスープのもとの完成です。

 

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食べるときはスープの素を割って器にいれ、熱湯を注ぐだけ。
先ほどの「だる消しスープ」と同じですね。

こちらもアレンジレシピで味変を楽しめます。
例えば、牡蠣とほうれん草と牛乳を加えたミルクスープや、キムチとごぼうなどを加えたキムチチゲ風スープなど、加える食材の組み合わせによって、ストレスの緩和や腸内環境を整えるなど、脳のお掃除プラスαの効果も期待できそう。

何事も早めの予防が肝心です。
記憶力や集中力の衰えを感じる方はもちろん、「まだまだ大丈夫」と思っている方も、一度、作って飲んでみてください。
転ばぬ先の杖という言葉もありますし、何より簡単に作れて食べるときはお湯を注ぐだけですから。

 

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時短レシピなのに、その内容があまりに魅力的で紹介文が長くなってしまいましたね。

個人的にスープ好きということもあって、ついつい紹介に力が入ってしまったわけですけど、これから暑くなっていくことを考えると、どちらも身近な食材で簡単に調理できて、冷凍保存したものにお湯を注ぐだけで食べられるという手軽さは魅力的。

おまけに体にもいいわけですから、これはもう作らないという選択肢はないと思うのですが、いかがでしょう?

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